導入事例

導入事例Solution Case

FWA「無線ブロードバンドシステム」

導入事例1

課題

八甲田トンネルにおける建設工事作業員の安全と音声通信を、コストを低減しながら向上させること

トンネル内では従来の有線(インターホン)方式による連絡網の構築は可能でしたが、それでは通信先に制限があるため迅速に緊急連絡がとれませんでした。また、トンネルの建設工事は一時的なものにもかかわらず、通常の建設費用に加え撤去費用も考慮する必要があったため、コスト低減が難しくコスト効率の良いシステムが必要でした。
さらに、カーブのあるトンネルの構造は、屋外での電波伝搬条件とは大きく異なるため、マルチパスによる通信障害を想定していました。そこで、JRTTはこれらの問題点を克服可能なトンネル内全域をシームレスに接続できるネットワークを探していたのです。


課題解決へのソリューション

アルバリオンの無線ブロードバンドアクセスシステムを導入することで、トンネル内建設工事の安全面が向上しました。

ネットワーク構成は、八甲田トンネルの入口に基地局を1局、陸上移動中継局を2局、そして移動局を14局(移動車両13局、固定1局)でした。第一中継局は、入口の基地局装置から10キロ程入ったところに、第二中継局はさらに10キロ程入ったところに設置しました。また、八甲田トンネル入口に設置したIP-PBXに公衆回線を引き込み、そのIP-PBXは基地局と接続されています。ユーザー側は、加入者局装置とWiFi無線LANアクセスポイントを組み合わせて陸上移動局(軌道車両)を形成しています。車両周辺や車両上で工事を行う作業員に携帯型IP電話を持たせる事により、トンネル内とトンネル外の建設事務所との通話、トンネル内作業員間、トンネル内から事務所経由で外線接続、また外線からの通話をトンネル内へと転送しています。


結果

建設工事が進むにつれ、費用効率がよい無線ネットワーク設備により、迅速で簡単な拡張が可能になりました。

ネットワークは、2007年5月初めに稼働しました。上下左右が閉ざされ、カーブや勾配変更点があるトンネル内にもかかわらず素晴らしい結果を示しました。また、BreezeACCESS VLネットワークはOFDM方式をベースとしているので、マルチパスの問題も克服でき、マルチパス環境下においても高速スループットを実現することができました(NLOS:見通し外通信)。さらに、無線ネットワークにおける給電は、第一中継局と第二中継局の2局のみで済むため、有線方式で必要となる十数か所と比べ大幅にコスト削減ができました。




導入事例2

某トンネル現場事務所ブロードバンド環境の提供

離島によりブロードバンド通信が未整備のため、現場とのデータのやりとりが煩雑になっている。

ブロードバンド未整備地域へ5GHz FWAシステムの導入。建設会社の現場事務所のブロードバンド環境を構築しCADデータ(図面等)の伝送に利用。海面反射等マルチパス環境での伝送を実現し離島間での応用を可能にしました。



導入事例3

某地方地域IPネットワーク網